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2004.06.18

小さな心臓

ども、。。。
最近はどうも体調が絶不調です。身体が言うことを聞きません。
暑さのせいかもしれませんが・・・。

そんな今日、テレビをぼんやり見ていたら、東京テレビ系の番組で「所さん&おすぎの偉大なるトホホ人物伝」なる番組が放映されていた。

今日のお題は、悲劇の王妃、マリーアントワネット。

私はベルバラはアニメや漫画で親しんでいた世代だから余計にマリーに同情するのだろうが、一番興味深く読んだのは遠藤周作の「王妃マリーアントワネット」だった。

浪費の限りを尽くしたと言われている彼女だけど、確かに面白おかしく番組で紹介されている内容は、庶民レベルから程遠いものなのだろうけど、でも考えたら、彼女は王妃として、庶民と同じレベルの生活をすることは無理なことだろう。彼女は贅を尽くしていた貴婦人たちのトップに立たなくてはならないという立場だったのだから。

色々とそれから調べてみたのだけど、私の感想としては、当時の財政をひっ迫させていたのは、彼女が浪費したことより、戦争費用であり、アメリカへの投資だったのではないかと思うのだ。マリーは奔放で自分を失わない性格であったが故に、貴族から反感を買い、彼らの酷い政治を庶民の目から誤摩化すためのスケープゴートとして仕立て上げられたのではないのだろうか。

紹介されていた内容をぼんやり見ていると、つくづく彼女は金星の申し子だな、という印象が拭えなかった。生きざまといい、その奔放さといい。ビーナストランシットに関係ないかなあ・・と思いながら、番組の最後まで来てビックリした。

20040608-00000336-reu-ent-vなんと、彼女とルイ16世の息子、ルイ17世の心臓が、本物と認められ、夫婦の遺灰が埋葬されている寺院に埋葬された、というのが、今回のビーナストランシット当日だったのだというのだ。(写真はルイ17世の心臓が納められた聖杯)

ビートラ特集にも書いたけれど、金星が太陽の心臓に入り込むことが、ビーナストランシットのテーマだ。

この場合、王子の心臓が、金星の元に帰ったというべきで、少し意味あいは違うのだろうけど、金星(愛)の元に、太陽(心臓)が戻った。という、意味シンな象徴のような気がしてならない。

さっそくインターネットで調べてみた。
すると、やはり彼らとビートラは繋がりがあるような気がした。

1761〜1769年のビートラの間、何があったかというと、マリーの母であるマリア・テレジアがその優れた政治的手腕をふるっていた時であり、マリーはその時、最も多感な時期をオーストリアで過ごしていた。そしてその間、政略結婚の準備は着々と進み、ビートラが終わった翌年1770年、初潮を迎えたマリーはフランスへお輿入れしているのである。

ビートラの間、マリーはきっと幸せの絶頂だったに違いない。
そしてその時に満たされていた想いを埋め合わせるために、浪費を尽くしたとも言えないだろうか。

何よりもその当時の貴族たちが、既にそのビートラの時の百花繚乱な日々に溺れ、堕落の結果が実は革命の火種となったのではないだろうか。

日頃あまりテレビを見ない私だけに、今回、たまたま見たこのニュースは、何らかのメッセージを伝えている、そんな気がしてならない。

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