2004.03.06

冥王星は、愛なのだ。

「愛には、光と闇があるのよ。」

これは、
某所開設のため、せっせと掃除をしている時に、
しみじみと、院長が語っていた言葉。

愛かあ・・・・・。

確かに、分る。

愛ゆえに、時に人は苦しみ、憎しみをあらわにする。
というより、憎しみとは愛の闇の部分なのかも知れない。

その話をしていた時、数日、どうも私は
変な状態だった。頭が痛く、首の辺りに何かを
常に差し込まれているような感覚が取れない。

だからだろうか、その時、
私は微妙にトランス状態になっていた。

愛・・・。光と闇・・・。

心・・・。深淵・・・。

・・・
8ハウス・・・。蠍座・・・。


冥王星・・・。


「そうか・・・冥王星って、実は愛なんだ。
 愛を象徴している天体なんですね!」

ゴミ袋を振り回しながら、少しだけ興奮して
私は振り返って、院長に叫んだ。

「なーに言ってるのよー、それって、だから今、
 私がずーっと言ってることじゃーん!」

「そうか・・・・・・。」

愛着があるからこそ、人はそこにこだわる。

人が生まれた瞬間、冥王星のあった場所は、
最もその人が愛着する場所であり、
時には憎しみを伴いながら、そこを正視することもなく
ただひたすらに、感情の呪縛にとらわれて
何かに操られているように、その行為を繰り返す。

私は兼ねてから、8ハウスというのは
心のハウスだと思っていた。
信頼とか、人と人の絆を象徴する場所だと思っていた。

蠍座や8ハウスが強い人が、何故、自分より
人との繋がりや、心そのものにこだわるのかと
私はずっと不思議だったのだけど、今はよく理解できる。

彼らは、本当に、人との繋がりに意味を見い出している。
それが生きる意味だと思っている。

つまり、愛を最も大切に思う人たちなのだ。

愛とは、一人では出来ない。
一人で盛り上がるのは恋であり、5ハウスや獅子座の管轄だ。

まず心を許す人やものがいて、その対象にどっぷりとハマり、
自分という枠を壊し、外から新たな力をチャージする、
変容のための大切なプロセス。

それが愛であり、
蠍座(方向性)であり、8ハウス(場所)であり、

冥王星(行動)なのだ。

ただ、それを「無意味だ」と散らすのが、
次に続く射手座であり、スクエアの水瓶座。

獅子座は人のことなど関係なく恋に走り、
自分をまず大切にする牡牛座は、
自分より人を大切にする蠍座のことを、
きょとんと見ている。

うーん。深い・・・。

冥王星=愛 だとすると、愛の無敵さがよく分るし、
愛をどこか恐れている男たちのことも理解できる。
愛は感情の産物であり、女の専売特許だからだ。
(もちろん例外もあるだろうけど)
まさに感情の真髄。

しかし、冥王星が愛だとすると、
それに匹敵する、ロゴスを象徴する天体は何だろうか。

私は、それは天王星だと思っている。

冥王星に比べて天王星か、と思われるかも知れない、
けれど、やはり、それしかないと思う。

水瓶座のルーラーであり、自立を目指して
常に飛び出そうとする天王星。

天王星はウラヌスを象徴している。
冥王星はプルート(地下)。

天王星は、土星によって成敗される。
男性性を放棄し、その中から金星が生まれた。

金星は、ずっと以前は、闘いの星と呼ばれ、
凶星の扱いを受けていた。
今の金星は、もしかしたら、土星によって成敗され
地に落された、力を失った女性性なのか。

少し脱線してしまった。
何はともあれ、天王星と冥王星というのが
自分の中でも、最も葛藤を抱えた激しい部分というのは
本当に、分る。
それこそがスサノオなのだろうし、
動乱の世には必ずあらわれるコンビなのだと思う。

あたかも火と水の闘い。

私達の世代は、その最も困難な物事を、
なんとか融合させようと、試みる世代なのか。

天王星と冥王星。

乙女座において、しかも最も人の下意識と繋がる部分において
革命のアスペクトを持つ私達は、
来る動乱の時代に備えて、まず人の心の在り方を
変えようとする、時代の節目の調整役として
生まれてきたのかも知れない。

最も、苛酷で、
最も、刺激的なこの世に。


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